発熱外来へいらっしゃる方へ
2024.01.30更新
来院前に一度お電話くださるようお願いします。他の患者さんとの動線が重ならないよう、医院裏の出入り口で対応しております。
なお、インフルエンザ及びコロナの検査は、16時より行います。
2024.01.30更新
来院前に一度お電話くださるようお願いします。他の患者さんとの動線が重ならないよう、医院裏の出入り口で対応しております。
なお、インフルエンザ及びコロナの検査は、16時より行います。
2022.04.02更新
こんにちは。段々と暖かくなってきましたね。この時期は花粉も多くなってきて花粉症の方には辛い時期でもあるかと思います。
そこで今回は花粉症対策についてお話したいと思います。
花粉症は、近年では国民の4人に1人が患っていると言われています。今年は昨年よりも花粉量がやや多く、例年並みといわれています。
花粉症には、今のところ根本的治療法はありませんが、対策によって症状を軽減することができます。
日常生活における対策としては、花粉に触れる機会や量を減らすことが最も大切です。
ニュースなどで花粉の飛散状況をチェックし、飛散の多いときには念入りに対策したり、外出を控えたりするようにしましょう。
具体的な対策としては、以下のような対策が有効です。
①マスク、眼鏡、帽子を着用する。コンタクトは花粉によってアレルギー性結膜炎を悪化させる可能性があるため、極力避ける。
②ウール素材の衣服は避け、表面がすべすべした素材の衣類を着用する。
③帰宅時に衣服や髪をよく払ってから入室し、花粉を屋内に持ち込まない。
④入室後、すぐにうがい、手洗い、洗顔をする。保湿をしっかりし皮膚のバリアを整えておく。
⑤窓、戸をなるべく閉めておく。換気時には窓を小さく開け、短時間にとどめる。
⑥洗濯物の外干しは避け、室内干しや乾燥機を使用する。
⑦空気清浄機を使用する。
他に、睡眠不足や過労といったストレス、偏った食事などは症状を悪化させる要因といわれており、花粉の季節はこれらを避けて規則正しい生活をすることが症状悪化を防ぐことにつながるでしょう。
花粉症の方には辛い季節ですが、上手に対策してできるだけストレスなく花粉症と付き合っていきましょう。
2021.09.30更新
2021.03.11更新
2020.09.19更新
こんにちは。
暑い日が続き、なかなか秋らしくなりませんね。
こんな時期は何かと体調を崩しがちです。
特に今年のような残暑が続くような場合は、熱中症に気をつけましょう。
熱中症は真夏によく起こるものではありますが、今年のような残暑の続く秋時期においても気をつけた方が良いでしょう。
また、今年はコロナ予防のためにマスクを着用する頻度が多く、これも熱中症を引き起こす原因の一つと考えられます。こちらについては後半で説明します。
具体的に、次のような環境において熱中症に注意が必要です。
・気温が高い
・湿度が高い
・風が弱い
・日差しが強い
これだけ見ると、真夏の外の環境を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実は家の中でじっとしていても室温や湿度の高さから熱中症にかかることも多いのです。
特に9月に入ってからは気温の変化が大きく、クーラー等を使わなくなくて良くなったかと思ったら、また真夏日のような日が来た、ということが多く、室内といえど気温の上昇が大きいうちはまだ熱中症になる可能性は十分にあります。
さらに、意外なことに気温が低くても、湿度が高いと熱中症にかかりやすくなってしまいます。これは何故かというと、湿度が高いと汗が蒸発されず体温調節を行いづらい状態になり、熱が体内にたまりやすくなるためです。
ここで気をつけるべき事は、先ほど触れたマスク着用についてです。マスクを着用していると、皮膚からの熱が逃げにくくなり、さらに口腔内の渇きをあまり感じなくなり、水分補給が疎かになってしまうことから、熱中症にかかりやすくなってしまいます。
高温・多湿の環境下でのマスク着用は、さらに熱中症のリスクが高くなる恐れがあります。
特に9月以降も気温が下がったかと思えばまた30度を超える日もあり、水分補給も夏に比べ疎かになりがちであるため、外でマスクを着用する際は水分補給をしっかり行い、人がいない場所ではマスクを外すことを意識しましょう。
熱中症は自身でも気がつかないうちに起こりうる症状です。暑い日や湿度が高い日が続くうちは油断せず、しっかり対策を行いましょう。
2020.07.13更新
こんにちは。
コロナウイルスが一度落ち着いたと思った矢先、また蔓延してきています。
コロナウイルスの症状として、自身でも気がつかないうちに進行する肺炎がありますが、これと似た疾患として、自身で気がつかないうちに進行する肺炎について今回はお話ししていきたいと思います。
その疾患とは「誤嚥性肺炎」です。
誤嚥性肺炎とは、嚥下機能が落ちてきた高齢者の方が発症することが多く、飲み込んだ唾液や食べ物、飲み物をうまく嚥下できず、自身でも気がつかないうちに気管に入り込んでしまうことが原因で発症する肺炎です。
しかし、誤嚥性肺炎の直接的な原因は、間違えて気管に入ってしまった食べ物にお口の中の細菌も一緒に入り込んでしまうことが原因であると言われています。
それでは、この肺炎を避けるために自身で普段からできることは何でしょうか。
それは、お口の中を常に、できるだけきれいに保つことです。
しっかりと歯磨きや入れ歯のお手入れを行い、歯や入れ歯についている汚れ(プラークといいます)を落とすことで誤嚥性肺炎にかかる確率をぐっとと下げることができるのです。
この歯や入れ歯についている汚れ、実はとんでもない数の細菌が潜んでいるのです。なんと、プラーク1mgあたり細菌が約1〜2億個も存在すると言われています。
お口の中にはこれだけの細菌が潜んでいるので、しっかりと正しい磨き方でプラークを落とさなければいけません。
お口の中に残ったプラークが、食べ物や唾液と一緒に気管に流れてしまうことで誤嚥性肺炎を発症しやすくなってしまうのです。
プラークは誤嚥性肺炎だけではなく歯周病の原因であったり、さらに最近の研究ではプラークが血液に入り込むことで脳梗塞や認知症にもかかりやすくなることがわかってきています。(このことについてはまた改めてお話ししていきたいと思います。)
そのため、しっかりと汚れを除去し、お口の中をきれいに保つことは様々な全身疾患の予防にもなると言えるのです。
もし歯磨きや、入れ歯のお手入れを適当に済ませてしまっていると心当たりがある方は、この機会に今一度ご自身のお口の清掃に対する姿勢を変えてみてはいかがでしょうか。
2020.05.31更新
こんにちは。
ここ最近、コロナウイルスによって感染予防の意識が世間でも高まってきています。
手洗い、うがい、マスク着用といったことは、どれも非常に大切なことです。
しかし、予防という観点で見落とされがちなことが「体の免疫力を高める」ということです。
どんなに気を付けていたとしても、感染を防ぎきれないケースもあります。
もし感染してしまった場合、体内に侵入したウイルスによって症状が悪化しないようにすることが重要です。
そのためには、体の免疫を普段からできるだけ高めておくことが大切です。
具体的に体の免疫を高めるとはどういうことか。
そのために大きく分けて3つ、大事な習慣があります。
1.生活リズムを乱さない
2.栄養をバランスよくとる
3.適度な運動習慣を身につける
一般的にもよく言われている内容ですが、なかなか継続して実践することが難しいことでもあるかと思います。
そこで、少しハードルを下げてみたいと思います。
1.生活リズムを乱さない上で一番大事なことは、睡眠不足を避ける、ということです。
人によって必要な睡眠時間は異なりますが、最低6時間は睡眠時間を確保する必要があると一般的に言われています。
睡眠不足が続くと、体調が良くない、ぼーっとする、体が重い。
このような経験は、誰しもあるかと思います。
その様な状態では、体の免疫は通常よりも働きが悪くなり、感染症にもかかりやすくなり症状も悪化しやすくなってしまいます。
早寝早起きは人によっては難しいかもしれません。まずは睡眠時間を意識してみてください。
最低6時間、睡眠時間を確保できるよう意識してみましょう。
2.栄養をバランスよくとるとは、偏った食事にならないように気をつけることです。
環境によっては、食事を日常的にバランスよくとることがなかなか難しいという方も多いかと思います。
そこで、足りない分は一日のどこかで補うという意識が大事です。
昼ごはんをしっかり食べられなかったら、その分夜ごはんの栄養を意識してみる。
野菜が足りていなかったら、ビタミン剤、サプリメントで補充する。(サプリメントも栄養補助としてはとても有効的です。)
体を構成するものは食べ物、栄養です。今まであまり意識されていなかった方は、この機会に栄養にも意識を向けてみてください。
3.適度な運動習慣を身につけるとは、普段から体をできるだけ動かす意識を身につける、ということです。
適度な運動は健康づくりの万能薬、ともいわれています。
運動をすることで代謝が活発になり、体の免疫の働きも向上します。
運動時間を十分に確保できない方でも、駅ではエスカレーターではなく階段を上る、歩くときは早歩き、家でできる筋トレを10分ほど時間を設けてやってみる。(YouTubeで「筋トレ 時短」等と検索すればわかりやすい方法がたくさん出てきます)
このようなことを普段から習慣化することが大事です。
コロナウイルスの影響で、最近は外出の機会が少なくなってしまった方も多いかと思いますが、是非この3つの習慣を意識して生活してみて下さい。
ご自身のみならず、身近な方々の感染を防ぐことにも繋がりますし、精神的にも安定し充実した生活を送ることができるかと思います。
是非、実践してみてください。